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浴槽の種類

浴槽にはおもに和式・洋式・和洋折衷式の3種類があります。それぞれ大きさや形、出入りのしやすさなどが違うため、浴室のサイズや使う人の好み・スタイルに合わせて最適なものを選ぶようにしましょう。

和式

十分な深さがあるのが和式の特徴で、ひざを折って肩まで浸かることが出来ます。ただ、この姿勢での入浴は水圧によって血管が収縮しやすい状態となるので、高齢者をはじめ、心臓の弱い人や血圧の高い人には不向きな浴槽です。浴槽のサイズは比較的コンパクトなため、狭い浴室に適しています。

幅:80~120cm
深さ:60cm

洋式

浅くて長い浴槽が特徴です。身体を仰向けに寝かせてゆったりと入浴したい人に向いています。縁が低くてまたぎやすいので、介護が必要な人の入浴にも適していますが、滑りやすく起き上がりにくいといったデメリットもあるため、手すりを取り付けることが求められます。尚、浴槽の幅が長いため、ある程度広い浴室が必要です。

幅:120~180cm
深さ:45cm

和洋折衷式

和式と洋式の長所を兼ね合わせた浴槽です。ある程度身体を伸ばした状態で肩まで浸かれるのが特長です。最近のユニットバスはこのタイプが最も多くなっています。

幅:110~160cm
深さ:60cm

浴槽の材質

最近では浴槽の素材にも様々な素材が使用されており、色や形なども好きなものを選べるようになっています。温かみのあるFRPをはじめ、高級感のある人造大理石なども人気ですが、浴室の雰囲気にマッチした素材を選ぶことが大切です。

FRP

ガラス繊維で強化したポリエステル樹脂が素材に使われており、一般的なユニットバスの素材としておなじみです。肌触りが良く、柔らかさとぬくもりが感じられます。防水性・保温性・耐久性などが高いのも長所となっています。また、色のバリエーションも豊富で、価格もお手頃です。その一方で、汚れや傷が目立ちやすく、高温に弱いというデメリットもあります。

ステンレス

ステンレスは傷やサビに強い素材で、保湿性や耐久性が高いという特長もあります。価格が安いのも魅力です。金属特有の肌触りと無機質で華やかさに欠ける見た目からリフォームではステンレスの浴槽を敬遠する人もいますが、最近では色やデザインのバリエーションも増えています。

ホーロー

ホーローの浴槽には銅板製と鋳物製の2種類があり、滑らかな肌触りとカラフルな色合いが根強い人気を誇っています。保湿性や耐久性に優れ、錆びにくいのもホーローの大きな特長です。ただし、表面はガラス質であるために傷が付きやすく、傷をそのままにしておくとそこから錆びが発生する恐れがあります。尚、鋳物製のホーローはかなりの重さがあるため、2階などに設置する場合は浴室の床が重さに耐えられることが条件となります。ホーローの浴槽は、FRPやステンレスなどに比べると価格が高めとなっています。

人造大理石

FRPと同様に合成樹脂を原材料に作られた素材で、大理石風の色合いと高級感が人気の理由となっています。また、肌触りが良く、お手入れが楽なのも大きなメリットです。材質には保湿性に優れたポリエステル系と、丈夫で衝撃に強いアクリル系などがあり、色やサイズなどもバリエーション豊富です。価格的にはアクリル系の方が高くなりますが、全体的に価格帯が幅広く、予算に合わせて選ぶことが出来ます。

木製

木製の浴槽としては檜などが代表的です。保湿性に優れ、衝撃にも強いのが木製の特長です。また、木材ならではの温もりと肌触りの良さが古くから根強い人気を誇っています。ただし、使用される木の材質や品質次第では耐久性などが大きく変わってきます。

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