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保冷工事とは

保冷工事はおもに配管に対して施工する工事になります。基本的に保温工事とは反対に温度が上がりすぎないようにするために施す工事ですが、防湿や結露防止などの目的も兼ねて行われるのが一般的です。

保冷工事の目的

保温工事のおもな目的が配管などを通るガスや液体の温度が下がらないように維持するためであるのとは逆に、保冷工事は温度が上がらないようにするために施す工事です。保冷工事には、このほかにも配管などが外気の影響を受けないよう、湿気・結露・凍結防止を目的に行われるケースも多くなっています。そのため、素材には防湿効果のあるアルミで表面が覆われたグラスウールが使用されるのが一般的です。

防湿・結露防止の重要性

配管内の温度が外気よりも低くなると、温度差によって配管に結露が発生します。結露によって生じた水滴の落下によって機器や製品を傷めたり、漏電が起こりうる可能性も十分考えられます。保冷工事には、水滴の落下を防ぐ役割があり、とても重要な工事となっています。

水滴落下を防ぐ保冷工事の施工法

配管などに断熱材を巻くことで、配管は外気の影響を受けにくくなります。さらに断熱材の表面と外気の温度差が小さくなれば、外側に水滴が発生することもなくなります。しかし、配管と断熱材の間には温度差が生じるため、その結果断熱材の内側に結露が生じる可能性が考えられます。内側に発生した結露は断熱材を傷め、最悪水滴の落下につながりかねません。それを防ぐため、断熱材(グラスウール)の表面には防湿効果の高いアルミテープなどを巻きつけます。具体的には、配管の上に防湿材を巻いたグラスウールを巻きつけ、さらにその上からアルミやステンレス、鉄板などの外装材を取り付けます。

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