和室とリビングをつなげるリフォームのポイント
最近では、和室とリビングがつながった間取りの住宅が主流となってきました。また、室内をより広々とした空間に作り変えるために、壁などを撤去して和室とリビングをつなげて一体化させるリフォームも人気です。その場合は、和室の魅力を活かしながら、リビングとの統一感を持たせることがポイントです。
色に統一感を与える
色数をなるべく少なくして、シンプルな色合いでまとめると統一感が生まれます。モダンな雰囲気のリビングに仕上げると、和室とのバランスも良くなります。また、和室とリビングの天井や壁の色を同系色でまとめると、開放的で広々とした印象を与えてくれます。
畳で雰囲気を演出する
畳の色やデザイン次第で室内の雰囲気も大きく変わります。最近人気の琉球畳やカラー畳などは高級感があり、個性ある雰囲気を演出したい場合におすすめです。リビングが落ち着いた雰囲気となっている場合は、逆に和室の畳の色を大胆なものにすると意外に相性が合うこともあります。
照明は用途に合わせて選ぶ
和室の使い方によって選ぶべき照明も変わってきます。たとえば、茶の間として使うのなら明るさが求められますが、寝室として使うのであればそれほど明るさを重視する必要はなくなります。最近では和室の照明として天井に埋め込むシーリングライトが主流ですが、デザインが豊富なペンダント型照明のほうが個性を演出できるでしょう。また、演出用にフロアスタンドを置くのもおすすめです。いずれにしても、まずは和室の用途を考えた上で最適な照明を選ぶようにしましょう。
家具は必要最低限に
和室の使い方にもよりますが、リビングとつなげて開放感を演出したい場合は、なるべく和室の家具を少なくしたほうがその分だけ広く感じられます。和室の広さが6畳であれば、4畳半分を畳だけのスペースにして、残りを収納スペースとして使うと部屋の中が広く見えるようになります。