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リビングの壁材や床材の選び方

リビングの壁や床の素材には様々な種類があります。リビングルームの用途やリフォームの目的によって適した素材が変わってくるため、まずは用途や目的を明確に決めた上で素材を選ぶことが大切です。

壁材

リビングの壁や天井はおもに壁紙で仕上げます。壁紙の素材には、紙・布・ビニールなどがあり、価格帯も素材や種類によって様々です。また、近年の健康志向やエコロジーブームを反映して自然素材を用いた壁紙も人気となっておりし、抗菌や消臭効果のある壁紙も登場するようになっています。

このほか、漆喰や珪藻土、タイルといった素材をリビングの壁に使用することもできます。古くから壁材として用いられてきた漆喰は、頑丈で強固な壁に仕上がるのが特徴で、和室だけでなく洋室の壁材としてもモダンな雰囲気を醸し出してくれます。自然素材の珪藻土は、吸湿性や保温性、耐熱性に優れ、ニオイを吸収する効果もあることから近年人気が高まっています。

床材

リビングの床材としてはフローリングが一般的ですが、カーペットやクッションフロアなども人気が高く、また大理石や畳を用いる場合もあります。このほか、コルクや竹などもリビングの床材として使われています。

床材の種類特徴 
フローリング素材が天然で、ダニやホコリなどが付着しにくく、掃除も楽なため、清潔で健康的に使用できる床材です。冬場は足触りが冷たく感じられるので対策が必要です。
カーペット断熱性に優れ、冬場でも暖かさを感じられる素材です。吸音性も高いのでマンションなどのリビングに適しています。ただし、ホコリが付着しやすいのでこまめな掃除が欠かせません。
クッションフロア耐久性や耐水性に優れており、手入れもしやすい素材です。ただし、リビングで使用するにはやや高級感に欠けるのが難点です。
大理石丈夫で耐久性が抜群に優れているのが大きな特長です。また、見た目の高級感という点でもほかの素材を大きくリードしています。ただし、断熱性に欠けるため、冬場などは足触りの対策が必要です。
和風のリビングを作る場合には必須の素材です。断熱性や防音性は高いですが、摩耗しやすく、耐水性にも劣ります。

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