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屋根塗装に最適な塗料

屋根塗装に限らず塗料には多くの種類があり、大きく分類すると水性と油性に分かれます。トタン等の金属製屋根は油性となり、コロニアルは水性、油性と屋根用塗料があります。トタンの場合、最初に錆止め塗料を塗装しますが、錆止め塗料にも種類があり、どの錆止め塗料でも良い訳ではありません。現在、一番最適で多く使われているのがエポキシ樹脂錆止めで、密着性に優れています。コロニアルやセメント瓦の場合はシーラーを塗りますが、トタン同様、エポキシ樹脂のシーラーがあり硬化剤を混合する2液性で強力です。上塗り塗料は、どのタイプの屋根でも2液性シリコン樹脂がお勧めです。

種類別の屋根塗装

屋根の種類は無数にありますが、定期的な屋根塗装が必要な屋根材の種類は以下のようなものが挙げられます。

金属系屋根 (折半屋根 ・ 瓦棒屋根 ・ 波トタン)

工場・住宅・体育館など広い範囲で使われています。素材が鉄なので溶剤の塗料で塗ります。

薄型化粧スレート (カラーベスト ・ コロニアル )

一般住宅に多いタイプの軽量屋根瓦で、阪神淡路大震災を契機に多く用いられるようになりました。 強度を維持する為には新築後8~15年が塗替え時期になります。20年以上たったものには塗替えが困難の場合もあります。 水性・溶剤どちらもあります。

セメント瓦

セメント瓦は一般に塗装して市場に出されますが無塗装のまま使われる事もあります。

アスファルトシングル

アメリカ発祥で100年以上の歴史がある屋根で、全米の住宅屋根の約80%がアスファルトシングルと言われています。アスファルトを使用していますので水性塗料が適してます。

モニエル瓦

モニエル瓦の塗り替えは注意が必要です。着色スラリーと呼ばれる層を時間をかけて高圧洗浄します。 塗装方法は施工マニュアルを守らないとクレームの対象になりやすくなっています。

厚型スレート

厚型スレートは工場や倉庫などによく見られる波形のスレートです。現在のスレートはノンアスベストですが以前のはアスベストを含んでいました。

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