改修工事時期の目安
街に建ち並んでいる建物には築2~3年の築浅な住宅もあれば、築50年のマンションもあります。それらの建物は工法や構造はもちろん、立地条件やメンテナンスなどによって耐用年数が異なるため、劣化する箇所やそれを修繕するための最適な時期は違ってきます。修繕する際には、「耐久性はどの程度上がるのか」「建物の美観は損なわれないか」など総合的に判断して、長期的な修繕プランを立てるようにしましょう。また、目には見えない劣化もプロの業者によって見つかる場合が多いため、塗装や防水などの追加修繕を視野に入れて、「改装・改修にはトータルでいくらかかるのか」を考え、資金計画を立てることも大切です。
建物関係 | 改修周期 |
鉄部塗装(屋外) | 3~4年 |
鉄部塗装(屋内) | 4~6年 |
屋根露出防水のトップコート塗布 | 4~6年 |
磁器タイル浮き処理 | 7~12年 |
屋根(露出防水)改修 | 10~15年 |
外部総合改修(驅体改修+塗替え) | 10~15年 |
バルコニー、ベランダ開放廊下 階段室等の床防水 | 7~12年 |
コーキング、シーリングの打替え | 10~15年 |
鉄部・金物改修、取替え | 10~15年 |
屋根防水改修 | 18~25年 |
窓サッシの取替え | 25~30年 |
設備関係 | 改修周期 |
給水ポンプのオーバーホール | 5~7年 |
屋外設備の鉄部塗装 | 4~6年 |
スチール手すり取替え | 4~6年 |
給水ポンプの取替え | 15~20年 |
給水施設制御盤等の取替え | 15~20年 |
受水槽の取替え | 20~25年 |
給水管の取替え | 20~25年 |
ガス管の取替え | 20~30年 |
電気配線関係の取替え | 25~30年 |
エレベーターの更新 | 25~30年 |