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屋根カバー工法

カバー工法(重ね葺き)とは、既存の屋根を撤去せず、その上に新しい屋根材を被せる工法の事です。

カバー工法の特徴

二重屋根なので耐熱性に優れているほか、解体費用がかからずコストが抑えられるなど様々なメリットがあります。最近は、既存の板金(トタン屋根)を残したまま、新しい屋根材を重ね葺きすることが多くなりました。既存の板金の上に、厚さ20mmの押出発泡ポリスチレンフォーム(スタイロフォーム等の総称)を敷きその上に、新しいアスファルトルーフィングで防水下地を造り新しい板金(ガルバリューム鋼板)を葺く納め方です。古い板金やアスファルトルーフィングを残すことでその防水性能にも期待したい。工事中の万が一の雨にも対応できる。建築廃材が少なくて済む。等の理由により、このような重ね葺き手法が多くなりました。

カバー工法の可能な屋根と不可能な屋根

重ね葺き(カバー工法)は、平版捨ストレート及びアスファルトシングルなどの表面が平らな屋根に対して行う工法です。従って、「瓦・セメント瓦」「波型ストレート」「金属たて葺き」などの屋根には施工工事が出来ません。このような屋根の場合は、古い屋根を剥がしてから、新しい屋根材を葺き替えなければなりません。

アスベスト対策にも有効なカバー工法

カバー工法は、近年問題になっているアスベスト対策に有効な方法として用いられています。昔のスレート屋根にはアスベストが含まれているものが多く、不用意に解体すると粉じんを飛散させてしまいます。しかし、カバー工法であれば屋根を解体しないため、アスベストの飛散を防ぐことが出来るのです。

屋根カバー工法の手順

まず、既存屋根の上に防水シートを張り、屋根材の下に並べる垂木を一定間隔で釘止めした後、新しい屋根材を設置します。下地が腐って釘が打てない場合は、補修を行わなければなりません。また、小屋裏の換気が十分でないと結露が発生するので、棟から空気が抜けるように換気工事もしておく必要があります。

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